価格を下げる際のポイント

中古マンションリノベーションの売主さんの中には1000万円以上の価格がついている場合、値下げをするときに数十万円の値下げを希望する方がおられます。はっきりいって、これは意味のない値下げです。

買主の立場になるとわかりますが、数十万円の差で買うか買わないかと迷うことはまずありません。なぜなら買主は住宅ローンを利用するからです。変動金利2・875%でお年ローンを組んだ場合、物件の価格が高くても毎月の支払額は少し増えるだけ。これはもう誤差の範囲です。また、物件の情報や資料を見たときに「あと数万円安ければ買うのに」とも思いません。本当に手の届く範囲でほしいと思えば、値段交渉をしてきます。まず、買主が気に入るということが重要なのです。価格を下げるということは、新しい買主の層にあなたの中古マンションリノベーションのを認知させるためです。また買主の立場としては、自分の買える予算の物件を探します。よって価格を下げる場合は数%を目安に値段を下げなければ、新しい買主の層に認知されません。価格を下げるポイントとしては、最低数%を考えましょう。

価格帯の変化時に注意する

3010万円と2990万円では、数万円しか価格差がありません。しかし、この価格の頭の数字が変わることは非常に重要です。なぜなら買主が中古マンションを探すときは、「数千万円台」という検索方法をとるからです。3000万円台が予算の限界と考えている買主は、4000万円台というだけで検索もしなければチラシを見ても読み飛ばしている可能性があります。私のお客さんは4000万円でマンションを売りに出して、3990万円にしたとたん売れました。買主さんに話を聞けば「3000万円台なら買おうと思っていた」というのです。